平成26年1月18日(土)19日(日)の二日間、与野本町コミュニティーセンターにおいて、共同連と埼玉障害者市民ネットワーク共催の「農事業ー障害者ー若者ー都市と農村をつなぐセミナ」に参加してきた。
事前に何の打合せもなく、受付に行ったところ、司会をやるようにと言われ、急遽司会を務めた。
このセミナーは8月に埼玉で開いた、共同連マラソントークin埼玉の報告者である八王子やまぼうしの伊藤さんが農の連携事業を提案をしていたり、それより以前共同連南関東ブロックでの集まりの中でも農の課題というのが、多く出てくるようになってきていた。そのような流れで今回のセミナーを開くことになったのだと思っている。
2日合わせて10名の方が発題をするという、盛りだくさんな内容であった。
報告者はチラシの通りだが、それぞれが現在能の課題に取り組み、農と福祉の連携を模索している方々である。
この間、共同連関係の集会の多くは、社会的事業所についてのものが多く、今回のように具体的な「働く」をテーマの軸を据えたものはあまりなかった。
今なぜ障害者や若者が農業なのか。その辺りは今回のセミナーではよくわからなかったが、20年にはパン作りやお菓子作りをテーマに同じような話をしていたような記憶がある。
今やパンやクッキーを障害者の事業所で製産するとのはごく普通の仕事として全国に存在しているし、障害者の作業所という存在を超え、労働と所得を保障する場として、一定の給料を支払えるようになっているところも増えてきているのだと思う。
それが今後は農業なのだろうか・・・
今回のテーマでもある、農村と都市 ではその条件が大きく違う。
埼玉という東京のベッドタウンで農事業を今後どのように取り組むかはまだまだ壁が多いようにも感じた。
今回、2日間ではその辺りの議論が深めることは出来なかったので、継続的にこのようなセミナーが開かれることになるのだろうと思う。その際には又是非参加したい。
コメントを投稿するにはログインしてください。