NPO法人ソーシャル・クリエイターズは2012年3月に社会的にその存在価値を低められている人たちの支援を目指して活動をスタートしました。

支援活動の一環として、誰も排除されない働きの場の「社会的事業所」作りを事業計画に掲げ、そのための事前活動として「誰も排除しない ユニバーサルフットサル」を全50回開催するなど、小さいながらも社会的事業所作りに向かって活動をしていました。

2018年にユニバーサルフットサル事業を休止し、社会的事業所検討会や労働者協同組合法勉強会などを通じて、社会的事業所創設に向けて準備を始めていたところ、新型コロナウイルス感染症による社会の混乱により、人と人との距離が少しずつ離れていく状況もあり、徐々に社会的事業所作りに向けての動きが難しくなっていきました。

そんな中、2022年10月1日に協同労働を働きの基本とした「労働者協同組合法」が施行され、誰も排除されない共に働く場の実践ができうる新しい法人格が生み出されました。

ソーシャル・クリエイターズでも労働者協同組合法人への移行も検討しましたが、資産や主たる事業もない状況で、労働者協同組合法人へ移行することはデメリットはあれどメリットがないと判断し、移行しないことを決めました。

ソーシャル・クリエイターズが目指していた「社会的事業所」は労働者協同組合により、その実現性が高まったことにより、ソーシャル・クリエイターズがNPO法人である必要性を昨年1年間私たちは議論をしました。

そして、本日(2023年5月19日)開かれた通常総会にて、NPO法人ソーシャル・クリエイターズは2023年6月30日をもって、NPO法人としての活動を停止し、解散することが正会員総数17名中15名(2名は欠席)の賛成により、決議されました。

これまでの活動で、ユニバーサルフットサルやその他の事業に参加していただいた方は200名を超えています。
本当に多くの方に支えられて活動ができていたことを改めて感謝しております。

6月30日までの間、これまでの活動の総括やユニバーサルフットサルファイナルなどいくつかの事業を実施しますので、これまでと変わらずご支援頂けると幸いです。

2023年5月19日
NPO法人ソーシャル・クリエイターズ
代表理事 竹内善太

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